■大浜埼灯台(おおはまさきとうだい)

はっさく発祥の島として知られる因島の北端にたつ灯台で、三原瀬戸航路8灯台の一基。訪問時点ではまだ不動レンズが残されており、後程調べたところ白光メイン+赤光分孤の形で点灯するそうです。灯台の初点は明治27年であり、建造後も船舶通行量増加に伴い海難事故が多発したため、明治43年には灯台の背後の丘に大浜埼船舶通航潮流信号所が追加設置されました。戦後しばらくして信号所は廃止されましたが、その後も建物は残され続けており、1986年からは灯台資料館として活用されているそうです(内部は立入禁止で、窓越しの閲覧のみ可)。