■粟島灯台(あわしまとうだい)

新潟県村上市の岩船港から北西35kmほどの離島粟島の中央部やや南西よりにたつ灯台で、海面からの高さ、光達距離とも全国3位を誇ります。また、ファンの間では、訪問難易度の高さでも知られています。コロナ期間中は、粟島への入島に非常に厳しい制限が課されていましたが、これについては現在はほぼ解除されました。それでも、灯台のたつ小柴山山頂は、港から約1時間の登山を経てようやく到達できるロケーションであり、本土から日帰りで訪問するためには、行きと帰りの便の間が少なくとも2時間空いていることが必要条件となります。夏場以外は1日1便しかない、ないしは2便あっても粟島での停泊時間が1時間しかないという時期が大半ですので、フェリーの時刻表を良く確認して訪問計画をたてるようにしましょう(だったら夏に行けばいいじゃない、と考えそうですが、猛烈に繁茂した草木が道中に立ちはだかることが予想されます)。